↑のテーマについて感想

例によって長い。



ナショナリズムがある種宗教的なものであることは知ってはいたけど、こういうことだったのか。


帰属意識を求める民衆に、ナショナリズムなり伝統なりはその母体を与え、生の意味を付与する。それはかつて宗教がやってきたこと(もっともこちらは神の概念だが)と類似ないし合同である。
そして宗教戦争等の事例が示すように―――戦争の中で同宗教の集団は団結し、(自らの戦争によって引き起こされた)必然性のない無意味な死に対しても、宗教は帰結する場所を与えるように―――ナショナリズムが引き起こした戦争においても、同一の集団(ここには運命共同体という認識がある。こと現代戦争においてはその認識も強いだろう)の団結を強め、死に対して何らかの意味付けを行うものとしてナショナリズムがある。


記憶の中にある本文の要約はおおよそこんな感じ。
以前ナショナリズムに善悪の概念を持ち込んだような発言がどっかであったけど、果たして二元論で捉えられる物なのかな?
僕も自分なりに調べますので、誰か無知な僕に代わって解説お願いします。