2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ギタリストと雪女 キャラ解説

ネタバレをかなり含みます。出来れば小説読後にお読みいただきますよう。

『潮騒は何も伝えない』

潮騒は何も伝えない 遠くで響く叫びも 近くで響く嘆きも 隣で響く轟音も 地の裏で響く罵声も 伝えない ただいつものように 平穏な 音を伝えるだけ

うわ情けね〜

英語、文法語法で三点。 平均七点で三点。 三十点満点で三点。 三点…………。 どう勉強すりゃ良いんだよっ! 現大学生or浪人生、参考案プリーズ!

『夢見』

さて、このアーティストは誰でしょう?

『what's love!』

さて、このアーティストは誰でしょう?

PARANOIA survivor MAX

『偏執の果てに』 ひたすら逃げ続け ひたすら追い続け 心拍の限界を 越えた勢いで 足が壊れるほどに そこに何ら 温もりは存在しない そこに幾分かの 感情が入る余地すらない けたたましく鳴り響く 警鐘 初期と変わらぬ戦慄 偏執 意思を得た者 誰もが持つ衝動…

Karma

『執行者』 地より抜きし 血染めの刃 全ての罪を 一身に受け 全ての罰を 一身に負う その行動は 建前のみ正当 実在はただ 他者を傷付けるもの 他者を殺めんとするもの 例えその行為が 他者に憎まれる それだけの物でしかなくとも 例えその行為が 他者に恨ま…

所詮は自浄のために打ってるに過ぎないかもしれないけれど。

それでも僕は描いていたいんだ。詩によって。この哀しくて歪んで、だから愛しくも憎たらしいこの――――。 『心の中のクエイク』 全てを捨てて 逃げようと思えるほど 僕は強くないから また何かに しがみついて ほらまた どこかで溜め息 立つ場はないのに 自己…

緑の風

『風が通る鳥居』 鞠つきの音 朱が差す手 素直な笑顔 石畳を走る 子供のはしゃぐ声 揺らぐことなき………風 葉が擦れる音 さらさら さわさわ 鳥の声と 合わせるように 鳥居の周りで みんなで騒げていた あの日々 ………やがて 紅葉に乗っかっていた手は 紅葉を乗っ…

Innocent Walls

『inFilTratIon』 警鐘が鳴り響く どこかでしくじったらしい 排敵トラップの作動まで そうかかりはしないだろう 爆音と破壊音 排敵のための自傷行為 派手にやればやるほど こちらは逆に助かる 光学ステルスを作動 警鐘が一先ず止む モニター上に映る 'missin…

くるりる

くるり くるりら くる くるり 舞い踊る度に 巻き散らす飛沫 くるり くるりら くる くるり 白いお花はわたくしの 赫いお花はあなたのもので くるり くるりら くる くるり 一踊り毎に 途切れる音楽 くるり くるりら くる くるり 七色に変わる 腕のステッキ く…

NORTH

『麦藁の行方』 風の吹き晒す草原で 女は一人 遠くを見つめ立ち尽くす 神聖なる地を汚した 狼籍者達は 全てを奪い尽し この地を統べる者と 称し、居座った この地を取り戻すため 男達は立ち上がり その陰で 女は一人 風に舞う麦藁帽子の 行方を見つめる

綱渡りの時代に

例によって書いたのは核実験の日ですが。

アジカン風

作曲予定なのでお持ち帰りはご遠慮願います(笑)

ヴィジュアル風

『Perfectworld』 淫魔(サキュバス)の甘い誘いに のる日は永遠(とわ)に来ない 愛情は 何かに還元できやしない 静寂(サイレント)な街灯の下 二人向かえたオルガズム 濡れたのは 君の瞳だけじゃない 耽美な薔薇の芳香 飾るゴシックモノトーン 辺りに響く物音 ……

怨嗟の鐘

幾度となく鳴らした 怨嗟の鐘は 身を震わす度に 思い出させる ………恨みを 被害者でしかない 自分しか見えず 目に見えるもの全て 敵なんだと ………信じていた! 誰かにつくられた感情が 自分のものとして根付いていた 壊されたとき 何もなくなった自分がいるのだ…

いつか、誰か

いつかは、誰かを きっと見捨てるだろう いつかは、誰かを きっと忘れるだろう いつかは、誰かを きっと手放すだろう いつかは、誰かのため きっと泣くのだろう さぁ、今がその時だ 幾重の折り鶴を 全て空に還すとき 人は別れを知る度に また強くなれる 遠く…

虚飾に失われた命への弔歌

久々に自殺に関して詩が書きたくなった。 そりゃそうだ。 こうもマスコミで自殺が取り上げられていれば耳に残るのも必然だと言うわけで。 しかもこちらも最近鬱って3回/一日のペースで考えちまったもんだから。 『曖昧・透明・ボーダーライン』 加減を知らず…

鬱、回復。

どうも周期的に鬱状態が来るようで。 どうにかしなきゃな〜この体質。 ただ前述二個の鬱はある意味で本音。 普通が、分かりません。

のんたいとる

歪められたダーウィニズム げに恐ろしきは 時を経て 変わることなき優越感覚

口の下には木が生える

いつの事かは知らないが、かつてこんな事件があったらしい。 『本屋で万引きをした少年を本屋の店員が追い掛けたところ、少年はバーの降りた踏み切りを強引に横切ろうとし、電車にひかれて死亡。 その後、店員の勤めていた本屋には、「人殺し」などといった…

鬱です。

'普通'を、誰か教えてください。 '普通'に会話することを、 '普通'に行動することを、 '普通'に思考することを、 '普通'に反応することを、 '普通'に相手に思われる、 その方法を誰か教えてください。 会話の度に、遊びに行く度に、相手を傷付けて後悔して、…

ギタリストと雪女 解説に代えて

………マイクはここか……、 トントン。 ………よし。 Taja!(←これが挨拶)故問い志望の'猫山優'です。 『ギタリストと雪女』を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。何分管理人、今まで小説を書き上げた事なかったもので………拙い部分もありますが、…

ギタリストと雪女 その26

こうして、俺のアラスカ旅行は終ったわけだが、この後ちょっとした後日談がある。 財布君(仮)にDoomのデモCDを渡した直後、財布君(仮)がかなりの速度で震えだしたので、どうしたのか聞いてみた。 「…………………………………………キタ━━(°∀°)━━!!!!」 あ、なんかぶっ壊れ…

ギタリストと雪女 その25

その後、Doomの面々と朝食、昨晩のサーモンパーティの片付けを行った。ヨールが面倒臭がってさぼろうとしたが、クレン氏がヨールの急所を握り潰そうと脅したため、誰よりも機敏に動いていたのには笑えた。 それにしても………。時が経つのは早いな。もう帰国日…

ギタリストと雪女 その24

翌日。 俺は夜のうちに涙ながらに書き終えたメモを、ヤヨイに渡した。 「………これで以上だ」 「声、大丈夫なの?」 一晩泣き明かした所為で、俺の声は少しかすれていた。まぁ歌を歌うことはないし、暫くしたら治るので、日本に帰ってからの仕事には問題はない…

ギタリストと雪女 その23

二人で丸太小屋から、誰もが寝静まったペンションに、夜空のオーロラに見送られながら戻った後、俺は、夢に見た内容を全て、メモに書き出してみた。母親の見舞いでのこと、長老達の前での親父の会話、その後の長老達の恨み言、親父が出ていく一日前の会話、…

ギタリストと雪女 その22

………何か冷たい感触が額の方にある。視界は、…………まだぼやけている。………にしても暖かいな、ここ。雪原の筈だろ―――? 視界がはっきりとして、ここが雪原でなく、どこかの山小屋であることが分かった。 「気が付いた?」 頭上からヤヨイ氏の声がした。体を動か…

ギタリストと雪女 その21

―――ここまで来れば――― ―――いいえ、もうおしまいです――― ―――………ははっ、だろうな――― ―――私はあの場所には戻れない。あなたも、生きて戻ることは出来ないでしょう――― ―――………皐月――― ―――………――― ―――………皐月、すまん。俺は、戻れない――― ―――………皐月、貴方一人を残…

ギタリストと雪女 その20

人生を常識と言う枠の中に並べて揃えて晒されてきた俺にとって、目の前の光景は、到底信じられるものではなかった。 常識外の発言とか、常識外れの行動とかは毎度のごとく実行してきた俺だが、目の前の光景は、そんな今までの行動が些事に見えてしまうほど、…