2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Coco

ほら、風駆ける都に 空舞う龍、見えるでしょ…… 凪いだ砂漠に立つ乙女 手に持つ銀のタペストリー 石に刻む思いに 切々としたもの、感じずにいられず 狼の叫びは 大古の嘆き、写しとるように 響く、想いの狭間で 揺れ動き壊れた少女の心を What you say? What …

代用品

誰かの屍の上に浮かぶ 幸せと言う名の船 安穏としていた僕に 「一体お前は何様なんだ?」 誰でもない誰かでもない 姿探した結末が '僕'ですらない僕で それは誰とも変わらなかった 代用品に過ぎない自分は 代用品を否定して憧れてたのさ 誰とも変わらない自…

僕の飛行機

『河川敷、風待ちの夕方』 市電の通る河川敷の下で 飛んできた紙飛行機を手にとった セピアにあせた紙の飛行機 書かれていた日付は 今よりも遥か前 書かれていた言葉は 感謝と思い出と …………水滴の痕が一つ ………手紙を折り畳んで 紙飛行機にして飛ばした 風に…

素人なりに思うこと

予備校の友人と世界史について少し話していたときに、『日本は自衛隊を軍として持つべきなのかな?』と言う話題になった。 二人とも結論は、『いつかはな。そのうちに』だった。 少なくとも、いつまでもアメリカに頼るわけにはいけないだろうし、自らの力で…

flow

『時を動かす翼』 風。 「飛び立つ準備はできたのかい?」 翼を解き放つ手前。 「あとちょっと………」 足にはえた羽根は、 風が吹く度に広がっていく。 「そうか…………」 胸から取り出した、 過去で止まった羅針盤。 戻らぬ旅への手向け。 「………いいの?」 傾げ…

丸の内超満員電車

つくづく、人の体が柔らかくて良かったと感じる。肉の壁が辺りから迫って来る感触。これが固い鉄等の金属だったら、ディグダグの石の下で待つ人の運命を辿ること請け負いだろう。 乗車率170%、確実に越えたな。これは。 ………痛ぇ。

何と無く打ってみた

大大大 >大 >大 >大 >大 >大 大大大 好 好 好 好 好 好 好好好好好好好 き―――――き き―――――き き―――――き き―――――き き―――――き き―――――き きききききき だ―――――だ >だ――――だ >だ―――だ >>だ――だ >>だ―だ >>>だだ >>>だ !―――――! !―――――! !―――…

『僕の飛行機』(宮永やよい)

カゲロウがかっこいい曲ならば、こちらは懐かしく、落ち着いている曲です。 ポプ11で、一番最初にはまったのがこの曲でした。同難易度(33)だったさよならサンクチュアリが二回目クリア出来たのに対し、こっちは結構やったよなぁ………。クリアするまで八回はか…

小説案その十二

『語り部のBAR'Philosophia'』 近代化の陰にひっそりと存在する由緒あるBAR、木製のテーブル、壁、うす暗い電灯、時にジャズなども行われる酒場、その名も'Philosophia'。 何で哲学か?それはここに集う人がみんな何かしらの人間的悩みや、思い付いた理論(と…

それでもまだ言い足りないこと

右翼って、何なんだよ。 放火犯が「そこに火種があるから悪いんだ!」と言わんばかりに相手を非難し、その相手は放火犯のバックにあるものに怯え、「ごもっともですぅ〜っ!」とばかりに謝罪する哀れな構図。 火を着けた罪は問われもせず。 何も知らずに謝っ…

e-amusement passカード、封印。

これより先、管理人、受験モードに入るつもりなのでなかなか更新しないと思います。小説は書き上がり次第更新はしますが、予定は未定です。 まぁ、一ヶ月以上前にも同じような事を書きましたが、今回からはマジものだとお伝えしておきます。 更新を楽しみに…

『独り兎』

黒兎は今日も、水辺にいる はぐれた訳じゃない 一人が好きだから ヒトリガスキダカラ そんな戯言戯言世迷い事 一人身勝手に繰り返して 本当に一人になった時に '寂しい'事に気が付いたのさ 僕は孤独を愛していたわけじゃなくて ただ集団から逃げていただけ '…

ギタリストと雪女 その11

(戸を力強く叩き壊す音) ――……霜月っ!?―― ――!治樹さん!?どうしてここに!?―― ――霜月っ!逃げるぞっ!―― ――え、あ、きゃっ!―― ――待てぃ…………咎人よ…………!―― ――我等は貴様を許しはせぬ…………永劫にな!!―― ――咎人にたぶらかされし雪人よ…………貴様も同類じゃ!―― ―…

ギタリストと雪女 その10

『………おとぅさん』 『ん?何だ皐月』 『………おかぁさんは?』 『…………』 『…………おかぁさん、いなくなっちゃったの?』 『…………』 『ねぇ、おとぅさん…………』 『…………』 『おとぅさ』 『畜生っ!』 『…………!?』 『畜生っ!畜生っ!畜生っ!畜生っ!畜生っ!畜生っ!…

のんたいとる

恋愛ゲームに出てくる『フラグ』って、 1.fragment(断片) 2.flag(旗)のどっちだろうか? どっちにしても繋がりそうな気が。

短編その1

何の曲を書いたか分かった人はコメントへ一言どうぞ(笑)

のんたいとる

『生きるために、生きる』 これが人生の意味だと僕は思う。

紛い物の価値

口先だけの紛い物に 魅せられた僕は既に過去のものと化したよ '解き放たれる事' つまりそれは'人であることを止めること' 愛したいから迫って 好きだから押し付けて 縛り縛られるなかで 感じたものが'幸せ' 根拠無き妄想じゃ ないこの感情 抱き締めて 自分が…

『樹海の糸』(Cocco)

ゆったりと激しいタイプのCoccoの曲です。まぁ氏の曲の中では速い方かもしれません。 僕がCoccoを初めて聴いたのは、友人がカラオケで歌った『首。』だったわけなのですが(笑)その後様々に………と言ってもベストアルバム聞いただけですが………その中で気に入った…

『砂の盾』(鬼束ちひろ)

僕が真面目に鬼束ちひろを聴いて、始めて好きになった曲です。 ピアノの伴奏を基調に、ゆったりとした雰囲気が歌詞のもの悲しさを引き立てます。ストリングスを基点としたオーケストレーションが、後ろから曲を優しく包んでいきます。 さて、ここまで優しく…

内省Under、Downminding

自分の中では、自分の意思で判断して、自分の考えを持っているつもりでいるけれど、もしかしたら誰かに洗脳されてるのかもしれないなという感覚は、どうしても拭えない。 教育や読書というのがある種の洗脳的要素を含んでいるのは己も認めるところだけれど、…

のんたいとる

ああ、人って。 簡単に他者に殺意を抱けるんだなぁ、と。

『秋初め』

羽のもがれた蝉の死骸を 凉風に乗せて木陰に置いた 朝の月 見上げては 兎の影を探して 背に滲む汗が 日に日に引いていく 代わりに窓に付く結露 風が 絡み付きながら 腕を刺し 胸を刺し 早暮の闇 オリオンの勇士を 探し見上げる 星無き夜空 鈴虫の声 車の音に…

のんたいとる

こんな言葉が一昔前あったらしい。 「働いたら敗けかなと思ってる」 何と張り合ってるんだか。 誰と戦ってるんだか。 (BOC:『レム』より引用)

freedomman

みんなと僕は違うんだって 歩く速度を変えてみた やっぱりみんなと変わらない みんなでしかない僕がいたんだ 同じような服を来て 同じような顔をして そのくせ違うと言い合って みんなオリジナルを探してる あぁ 誰でもない僕は 誰かですらある筈はない 世界…

幕間、涸泪

人の死は 悲しいものと プログラムされた 僕等は 崩れた ナイフを 腕に当てる それだけでも 痛みを 感じて カンジテ プログラムに 湧いたバグ 自分の痛みは 自分だけのもの 当たり前を 当たり前として 受け入れ ウケイレ 水滴ぽとり 絵の具で 赫く染めて

『運命の輪』

回れよ回れ 廻れよ廻れ 赤か? それとも黒か? DoAの勝負 Betの代償はLife 回れよ回れ 廻れよ廻れ 裁きの神が 笑顔で 珠を転がす 第三の選択に出たもの Nogameだけは勘弁 回れよ回れ 廻れよ廻れ イカサマ無しの綱渡り That's my life! That's our lives!

『塔』

驕れる者よ 見よ あの塔を 天に届かんかと 延び 伸び 雲を掴まんとする 星を掴まんとする あの塔を しかし もう延びない もう伸びない もう決して 天には届くことはない 建てる者が分かれ 建てる者が散り 建てる者が去った そして今 まさに崩れんとしている …

『Platonic love』『blue moon sea』(N.A.R.D.)

今回は二曲まとめて紹介します、とは言っても、shortとlongの関係なのですけどね(笑)今日はかごめ曲特集と言うことで。 まずshortの『Platonic love』の方から。 こちらは、どちらかと言うと「激しい切なさ」的印象が強いです。 野太く動くベースとギター、 …

のんたいとる

昔のノートをあさってたら書いてあった言葉。 君のハートにDQN! 何を考えてたんだ僕は(笑)