2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

法の番人

法の番人を見た 鞭を持ち 人を討つ 法の番人を見た 人々は 他の人に鞭を当て 逃げ回った

Inside us

Inside us. There's something you can't understand. What is there? Where is something you can't remember? No hesitation. No time to wait. No time to tell. No time to cry. You have nothing. Anything you have ain't something you want. Wake up…

A-少年A-が出来るまで-5

店を出た俺。小さな街のアーケードを何と無く眺め回す。 都市とは違う、だが田舎ではない、どこか――田舎めいた都会と言った感じだ。 自分の表現力の無さに嫌気が差すが、ある程度は仕方ない。それが自分の能力だ。 アーケード、と言ったが、スパイラルに資料…

最近のポプ事情

最近は38〜40辺りの埋めを行いつつ、41、42に特攻したりしています。 嬉しかったこと まさかのビビッドEXクリア+ねんがんの、フロウビートEXくりあー な、なにをするきさまらー 知らぬ間にここまで実力が上がってたとは。 まだドラムンフライはクリアできて…

鍵と茨

時を留めた 想いの宮殿の 鍵を忘れて 大切なものが どこかにあった筈なのに 探すうちに溢れ落ちた 鍵は茂みに隠れ 茨の庭の囚われ人 傷の代償に手に入れた鍵を 傷を代償に手放して 傷を代償に手に入れようと 無くし見つけ手放し探し 繰り返す 何度も繰り返す…

D.O.A.

いつかは……… 誰かを殺めるだろう 頼りない腕で撃ち抜いて かばう者の 思いをそのままに 虚色(そらいろ)に染めて 光通さぬ闇 触れたものはギザギザの感触 暖かく冷たく 変わりゆき遠のく 掌 声にかかるオブラート 切り裂けど切り裂けど 奪われた明細 深淵に沈…

理由もなく

星を増やしてみました(笑) いや、何と無く連打してみたくなったもので(笑)

のんたいとる

知らなければ何も出来ないし 知っていても何も出来ない

のんたいとる

本当の場所などないと 知ってしまった僕等は それでもこの場は偽物だと 本物を探すのだろう

どこか、その1の1

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 宿に帰るとすぐ、天人は晩飯の用意を始めた。エプロン(魔美製。中央部に二人の顔のアップリケが入っている)を締め、三角巾を頭に巻いて調理場に一人立つ姿は、どこか専業主夫の哀愁を感じずにもいられないが、金髪・長身・細くも引き締まった…

rusted knife

錆びたナイフで 人は殺せない 錆びたナイフで 人は切れない ただ 傷付けることしか出来ない でも 傷付ける度に 自分も傷付いてしまう 誰も気付かず 誰にも気付かれず 何にも役立たず 何にも使えない半端者は ただ知らない場所で朽ち果てるのみ

のんたいとる

この世界は 役立たずの木偶の坊の不適合者である失敗作が 生きていてもいい世界ですか? 違うでしょ? 生きていい世界なら 何で貴方は嘲笑うの?

BORDERLINE

『枷』 手折るは背中の羽根 飛べる枷を外し 暗潭たる自由を得るために 地に降り立ち手を掛け 羽根を手折るとき 折られた羽根は足枷に変わり 両足を地に繰りつけた 足枷を外すために 脚を手折るとき 折られた脚が手枷になって 足枷は首枷へと 結局何処にも行…

BORDERLINE

『Description』 無慈悲に現れた 地を走る直線 それだけで どうしても足がすくむ 先程まではただの地面 なのに 線を越えられない 線の先へと進めない 困り果てた私は 身を神に委ね 均衡を保とうとする 均衡を乱すとも知らずに 遠のいていく 遠ざかっていく …

spiral galaxy -L.E.D. Style Spreading Particle Beam MIX-が出来るまで-Phase 1-

耳をつんざく爆音。 耐えず響く重低音。 金切り音も当然何度も響く。 焦点がオレに向いているのは分かりやすい。目の前にある特殊合金の盾の振動が止まらず、Xenonのヤローが開発したフォーチュン――自動弾幕回避装置――が働きっぱなしな現状だからな。 オレは…

命 命に価値はない 命 命に価値はない 価値はないけど大切なもの 価値がないから大切なもの 一人一人が持っている 別の命を持っている 他の命を僕は持てない 僕の命を他は持てない 灯した火を わざわざ消す者がいるのか 燃やし果ててこそ 火と言えるのではな…

のんたいとる

誰かは誰かを恨むだろうし 誰かは誰かを憎むだろう 感情ベクトルの逆しまさ

削生(さくせい)

筆下ろして 根本まで擦りつけて 何度も擦りつけて 破れた紙に気付かぬまま 何度も何度も擦りつけて 顔を苦痛に歪め 悲哀のままに 筆を擦りつけて 何度も擦りつけて いつしか紙はなくなって 置いた床さえ削れ消えて それでも何度も擦りつけて どうしてかも忘…

先見噺

涙色 鈍色のビィドロが 幾つも吊り下がり 内に秘めた炎は 燃え尽きてしまったのか 温もりを持つ僕の手では 感じることが出来ないほどに 暗く深く無温 余りに余りに 余りに余りに脆く見えたから 思わず火をつけてみた 割れ爆ぜるとは知らずに 先見えず先見ず …

溢れ溢れ

常に続く日が 日常と名付けられ 充(た)めた水に加えた 線に沿って流されていく 零の境界重心 プロペラライクに正負互換相関 断絶は仕方ない 断絶は許せない 予めの「マ、了解」 危険だらけの「ク、厄日」 因果応報自業自得 聞き飽きた末の責任転嫁 幸に反す…

無限グライダー

『欠けた手で彩るQA』 8の字寝かした隙間から 天に向けて吹く風は天啓 飛ぶかい? 飛ばないかい? 意味のある意味無しQA 膝上まで水がかかると この先は動けなくなる 飛ぶかい? 飛ばないかい? 時の数だけQA 糸小欠かして 刀ノ欠かして 縫うは現実? それと…

A-少年A-が出来るまで-4

心の中で、モザイク規制がかかりそうなムンチャの姿に合掌しながら、俺は席で料理を待っていた。 玄武の背中が、どこか山婆じみて、恐ろしく感じられた………。 朝食で出たのは、亀パンにしろろパン、ガーデン特製ハーブ入りコーンポタージュ。ブラジル風サラダ…

のんたいとる

優しさは罪ではない 罪であるのは 優しさのあまり何も出来ない事 人は其れを臆病と言う