2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

只今管理人テスト期間につき

作品投下は今暫くお待ちを………。

のんたいとる

世界を思うままに 嘲れたらなぁ……… 《Submarine Maina:?〜?》

αρχη

『ミラーハウス』 鏡に手を触れたら 別の世界に行けそうで 鏡に背をつけたら やや波立つような気がして そんな気がして 迷い込んだ 銀色の無限回廊 僕じゃない僕だらけの世界 僕に似た一人に 問掛けてみる 「君は誰?」 彼は笑いながら 僕に問掛ける 「君は…

Abyss〜Heaven's remix〜

『恩赦』 墜ちながら 堕ちながら 奈落の底に落ちながら 下は見えない だから体を仰向けにして 空を眺めた 小さくなる青色 けどその青さに 知らず心奪われた 行きたい! 行きたいんだ! 行って空を思うままに! 願い×衝動×速度 =ベクトル逆転 皮の翼に生える…

近頃本屋でバイト中。

で、一言。 本屋では、なるべく本を持ったまま色々なところを歩かない方がいいですよ。十中九は万引きなり不審者に思われかねませんから。 特にこの時期、学生さんの集団は気を付けるように。そもそも万引きなどしない。推薦取り消しで中学浪人になりたいの…

セルフジャッジの誤謬

今日も何処かで 怒鳴り声響く 曖昧仕切り ピンと伸ばしてみた線は そもそも真っ直ぐではなくて ミリの単位で ズレ発見 選んで見たもの 目で見たもの 触って掴んで大火傷 並んで響く自己責任 誰も知らない自己責任

AFRONOVA

『Wild』 遥か昔 人は言葉など知らなかった 音は持っていた だがそれは言葉ではなかった 意思は通じていた 言葉ではなく音で 叫びに意味などあるのだろうか たぎる衝動を音にして 空に放つことに 意味は果たしてあるのだろうか 遥か昔に 言葉などなく 意味な…

Freezing atmosphere

『二月、友を待つ試験後の学校前にて』 うつ向きがちな僕等に向けて 微笑みかけた雪の精 それは幻 どこにも白く染まらない どこでも白く染まらない それは幻 指先はまだ ちゃんと動くから 灰色の空の下 白くならない息を眺めて

Vairocana

『五条』 笛 橋の上で吹くは 天より舞い降りし御子か 刀 月照らす持ち主は 天下無双の豪傑 桜 合間見えし二人の間を ひらりひらりと 轟! 身の丈以上の刀を 豪傑は振るう 淡 八双の橋の間を 御子は跳び避わす 戟 幾度も交し 散る銀の火花 桜 ふわり水面に落…

Presto

『永遠を生きる者』 庭園で踊りに耽る 貴族達を眺めながら 呪われし王子はテラスで 書物を読み耽っていた 遥か昔 邪神を封じた代償 隔絶し世代の長男は 不老不死の体を得る 人を知ることは 悲しみを知ることだ 息子への迫害を恐れた王は 息子に真実を告げ 『…

GUILTY

『coart』 静寂を守るのは 脆弱な立場の人間への 正確な手当てを渡すため 朗朗と流れる 過去の時 次元移動のパラレル 再度の静寂で 支配者は問う 場の者の覚悟を 下されしは御言 刻は百千 永劫に近し時 反復される宣告 預かり知らぬ次元での 必然的決定 いく…

名無しの戦士に花束を

なぁ、ジョー? お前がこの場所に来てから何年経ったんだろうな。 ………六年、か。 世界も変わったもんだな。 栄光を信じていた奴らはお前のことを口にしてはいるが、心ん中じゃどうか知らねぇ。大よそ次の選挙のことでも考えてるんじゃねぇか? ははっ………笑え…

英語1A死んだ

単語テストが酷いことに………。

独白

囚われ人は 直、世に告げる 「我と変わらぬ者共よ 腕には鎖 足には鉄枷 首には首輪 胸に烙印 光奪われ闇に堕ち まほろ探してさ迷う者よ」 絶えて久しき音達に 部屋の明かりは瞬いた 「一時でさえ得られぬが 神の救いの御手なれば そもそも神は何たるか 求め…

A-少年A-が出来るまで-3

「そういや繚乱は?」 「ビル建設反対運動の集会に出てるよ。この辺りを開発しようとしてるみたいで……ぱくぱく」 「OVER THE CLOUDS姉さんとmake a difference姉さんは、HEAVEN INSIDE氏、WISH氏らと慈善活動にいそしんでいらっしゃいます」 「wishさんって…

気付けば

ブログ開設一周年ktkr! いゃぁ我ながらここまで続くものとは。 これからも続けていきますのでよろしくお願いします!

狂劇(グロ注意!)

切り裂いた腕の断片を くわえて貴女にあげましょう 濡らす血潮に命は揺らめき とこしえの美を放つのだから 折りえぐり出した肋骨を 貴方の体に差し込んで 貴方の骨と繋ぎ合わせて 私と一つになりましょう 頬を伝うは血の化粧 冷たい肌を暖めて 互いに舌を噛…

bind

「『絶対的な契約』 銘打たれた紙に意味などない 燃やし破り捨ててしまえば」 恋と愛の狭間にいる 少女の林檎に毒を染み込ませ 君色に染めることを望むのかい?頭上に浮かぶ木の板 ままならぬ体で 踊る様に気付かぬまま…… 手の糸を手繰り寄せ 解れた糸を持つ…

のんたいとる

生きる意味がないと分かるなら 死ぬ意味もないと分かる筈だろう?

予想は出来ていたが

少年Aで検索すると、やはり例の事件と某マンガ雑誌が出てきてしまうな〜。 仕方ないとはいえ。

A-少年A-が出来るまで-2

「ざっと、三十分、ってとこだね」 「………は?」 出口から一分ほどの場所。そこにあいつはいた。 ――コンバインに乗って。 「電車が到着してから、三十分。駅の中で何してたんだい?」 moon-childはコンバインの操縦席から、麦わら帽子を斜に被り、長袖の白シ…

Doights de Fatima〜ファティマの掌〜

『都の影』 目を包帯で 覆った少女と 都の中を歩く 「ここが私の家 みんなここで暮らしているんだ」 指差した先に瓦礫 「ここが公園 みんなとここで遊んだの」 指し示す凹凸激しい更地 「向こうの町には市場があって お母さんとよく行ったんだ」 風が運ぶ罵…

PUZZLE

『Cloudy day』 暗色空に切れ間無し 慌て下る煉瓦町 桃色塗装の喫茶店 チョコスプレッドのアイス片手に アーケードに落ちていた 凸と凹の厚紙 懐かしき景色の断片 探す想い出の欠片 繋ぐものは少し 頼りない厚紙だけれど 落とし主が持っていたものは 別の凹…

緑の風

『右回し』 いつの間にか背が伸びて いつの間にか声が低くて いつの間にか笑顔が消えて 見えるものが増えていって 見えないものも増えていった 思い出探しに 思い出の場所に足を入れても 思い出は 思い出のまま 戻れないから もう戻れないから ただノスタル…

A-少年A-が出来るまで-1

「………ふぅ」 住み馴れた7番街の大都会から出る、臨時急行に乗って数時間、ようやく目的の駅に着いた時、俺―A―は、やや灰色かかったブロンドの髪をかきあげながら、思わず呟いてしまった。 「………何て田舎だよ」 幽かにコンクリートの床が剥がれたプラットフォ…

スペース☆キッス

『流星群の夜』 屋根の上は 小さく大きなプラネタリウム ほら、あれが流れ星 瞬く星を縫うように 夜空を切り裂いているよ 誰かに見てほしくて 誰かに覚えてほしくて そんな、名前を持たない星達 一度、収まった流星 それは少し寂しいような それは少し物足り…

『七月七日』

《さて、ボーカルは誰でしょう?》 運命の恋人達は 決して後悔なんかしない 心の均衡が崩れて 相手を恋しく思う時もあるけど 例え未来永劫会えなくても 二人は平気だろう 何故なら相手を誇れるから そんな『星の恋人達』

HEAVEN INSIDE/WISH

『神は僕等を見捨てない』 誰のためにこの血はあるの 自分のためだと思っていたのに 家族のためだと思っていたのに 平和を願っていた人が 平和を乱して死んで行く それを誰も望まないのに 誰も手を止めない 誰も足を止めない 止めて徒になった命達 誇りが作…

PHOTONGENIC

『Take off』 頭上には白い壁 遥か高みから見下ろす 首元で暴れるリボン はためいてはためいて '目を開けて 貴女は止まってはいけないの' 服から突き出た羽根 蒼に変わる瞳 こんなにも 空に焦がれているのだから '私は大丈夫 だから心配しないで' 見つめる先…

Lucy

『ドア』 愛しくても 恋しくても 届かないんだね 見ているだけで 話しかけられず 名前さえ知られていないから 僕に勇気があれば 君といられたのかも しれないけれど 待ってても 出てこないことは 心の中では気付いてる でも 待つしか出来ないんだ 君の心のド…