2008-09-30 sometime 音ゲー詩 『Voyage』 朝焼けの見えないうちから 風を待つ 凪では先に進めない 朝日と共に吹き上げる風 帽子を押さえ 一点を見据え続ける 青空の下でイルカと並走 鳴き声が告げる 近い未来の天候の変化 嵐の空 闇を打ち払うのは神 闇の中もがくのは人 ロープを握り締める 旅を終らすのは 自らの決断でだけ 時には星空を眺める 道標となる孤高の星と 付き従う女神の星を 時には歌を歌う 輝ける星と その影にいる星へと 腕につけた羅針盤 針はただ ある点のみを差す いつか、そこに辿り着く日まで