The end of my spiritually


『まっさらな世界で』


まっさらな世界
足跡が次第に薄らぐ


掌を
そっと広げてみると


舞い落ちる壱と零
崩れていく世界の断片


まるで桜のように
まるで雪のように


遠くを見つめながら
煌めきの残り香を


身体の停止


遠くを見つめながら


霞む視界


遠くを


音が消え



断絶


零壱の断片が
全てをまっさらに染めあげる