明るいのを描いてみた。

昨日の鬱の反動。一番だけだけど。


『冥の暝』


星が一つ消えた夜
秘密の屋根裏から望む
輝き薄れた空を


地上の明かりを消したら
もっと綺麗になるのかな?
綻ぶ口元押さえて


望遠鏡を窓から突き出し
覗いて数えた星は次の'時'に
証を伝えようと
『いるんだ!』『僕はここさ!』


誰かは叫ぶだろう
名を奪われた星のその名を
待ち望むように
人の運命を繰り返しながら