SFアニメ系


影華さんにいただいたものです。掲載許可あり〜。


『幻想の天(そら)』


遠い声に惹かれて
覚束ない足踏み出すその先は暗澹


静寂(しじま)に浮かぶ白に手を伸ばす
空切る隙間から混沌


無力な腕を差し伸べても
引きつる咽喉で叫んでも
光など見えはしなくて
代わりに流れたのは誰かの血


☆甘やかなものなどここにはない
重く押し寄せ凍える天(そら)
儚い歌残してあなたは行く
果てなくさすらう星さえも、消えてく


近過ぎて見えない青い鳥
愛歌う僕等は盲目


潰れた胸を抱き締めても
傷付く指を開いても
明日など掴めはしなくて
代わりに振るうのは濡れた剣


★確かなものなどここにはない
暗く絡み付く冷たい天(そら)
夜明けの風すらここでは死ぬ
見果てぬあなたの夢だけを、抱いてる


寒くてここでは何も見えない
魂だけ放さないで連れていって


☆repeat


★repeat