教育基本法&憲法改正問題


長いしかなり反論の余地が残ってる。一応まとめてはみたが、思考的な見落としがあると思うので、その辺りは追求お願いします。


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改正?それとも改悪?
↑これはちょっとした疑問。でも改正か改悪かどうかを論ずるほど僕は頭が良くないし、判断するための情報も不揃いなので、その辺りの論議は別の方のブログを参照あれ。とりあえずここでは、教育基本法憲法改正という議題に関して僕の思うところを。


まずは、教育基本法とその主題となっている愛国心問題について。
影華さんのところにも書いたけど、愛国心教育は、ともすれば偏狭的ナショナリズム教育へと変化することがある。だからわざわざ強制してやる程のことではない、とは僕は考えてる。
ただ、親父殿が愛国心を税金問題と絡める少し気になる発言をしたもので(正確には覚えてない)、どうなんだろうな、と。


国のために何かする、という感覚。
国の義務を果たす、という感覚。
愛国心には、ある種それらをそれらたらしめる効果(適当な言葉が見付からなかった)があるし、それらがなければ、前者二つはその意味を失うのかもしれない。と考えてしまうと、愛国心を完全に否定する事など出来やしない。


愛国心は、諸刃の勲章だ。帰属の在りかを示すことで、連帯意識を双方向に促す。
愛国心教育をするのなら、一部国粋主義者が出ることを覚悟した方がいい。それが今の政府にあるのかは………疑問だ。


続いて憲法
世界史の授業を某S予備校で受けて、当然他国列強の憲法の成立過程を含めて習ったんだけど、その過程で先生が、
憲法を他人からもらうものだと思っているのは日本人だけ」
のような事を言っていた。(言ったのは随分前だけど)
確かその時はフランスやアメリカを引き合いに出して、時代に応じて、自ら、時間を掛けて作っていくものだという事を説明していたのだけど。


確かに、僕を含めて戦争を知らない世代が増えてきてるのも事実。戦争が美化して語られている、一部(多数かどうか知らない以上、一部と表現させてもらう)そんな節があるのも認める。それに戦争を生きてきた人々が、九条を現実味があるものとして捉えるのも十分理解の範囲内だ。


だけれども、それでも憲法は(sooner or later)変える必要は出てくるとは思う。少なくとも、(ブッシュのタロット0番の所為で少し斜陽気味の)アメリカの軍隊に守ってもらっている現状をいずれ打開するためには、安保条約の更新を打ち切り、自衛隊を軍として認知する必要性はある、と僕は思う。
庇護下にいるからこそ、安穏としてはいられるが、世界を見たら、そうそう安穏としてはいられないだろう。己の身は、己以外では守れはしないのではないのだろうか。


『戦争の出来る国になる』という改正反対の主張があるが、それを言ってしまえば英仏米中露、全てが戦争の出来る国だ。この国々が互いに戦争を起こそうもんなら、間違いなく人類は滅びるだろう。
戦争が出来ると言うことは、そのまま戦争をするということに繋がらない。それに、楽観的かもしれないが、戦争をわざわざ起こそうなどと考える国民は、この国にはいないだろうと思うのだが…。


…………ただ、被爆国日本としては、核は持つべきではない。論に出すまでは構わないとは思うけど、持ってしまったら、その時点で過去を忘れた民になってしまう。
軍国主義と化した』と揶揄されても仕方ない立場に落とされるだろう。


これは個人的な想像だが、下手したら徴兵制も復活する動きが出てくるのではないか。
…………止めて欲しいとは思うけどね。核武装と同様に。



……………結局とりとめなくなった。意見は、個人的中傷抜きでお願いします。