2006-12-21 El Dorado 音ゲー詩 『リトル・シュリーマン』 朝焼けの見える丘 嵐の気配はない 鞄にしまい込んだ荷物を 肩に背負い 少年は旅立つ 羅針盤を眺め 止まった風を 切り裂いて 子供の頃聞いた あまりに有名な御伽話 誰もが信じないものを 信じていた 根拠のない笑いも 呆れるような諫めも 彼を止められはしない 誰もが知らないから 見果てぬ夢を追い掛ける 彼はリトル・シュリーマン 目指す先は 御伽ではない黄金郷