2006-12-26 Dreaming 音ゲー詩 『Borderline』 呼ぶ声がする 戸の向こうから 私を呼ぶ声が 私の中の私は叫ぶ 行ったら駄目だと 引き留める 拒む戸のノブは その時だけは脆く 力を失い 震える脚も その数刻だけは 力を取り戻す 嫌がる心をねじ伏せ 私はドアノブを手にとり 気付いたら 頬を濡らした私がいた