センター前ですから


『1/14』


過信を打ち砕かれ
臆病になりがち
風の吹く先も分からぬまま


安心の地など
この場には無いのだろう
尽きぬ恐怖は尽きないままに


―――あの時は
恐怖を知るには
まだ僕は幼すぎたんだ―――


絶たれた連絡
通わぬ視線
相対的孤独の中知る


決戦の時は、近い