その四


最近読んだ本から。


ミミズクと夜の王


読み終った後、幽かに視界がぼやけているのに気が付きました。
拭ってみたら、涙でした。


素直。
この物語はその一言に尽きます。
そして幸せ。
月並みな表現ですが、世界には様々な幸せがあると思うのです。この物語にも、様々な形の幸せ、と言うものが描かれています。
ミミズクが求めた幸せ、それとは別の形で得られた幸せ。その後、ミミズクに与えられた幸せ。そして―――ミミズクが選んだ、幸せ。


これは、幸せと、愛情に纏わる物語です。


純粋に、もう一回、読んでみたいと思いました。



バカとテストと召喚獣


バカテストは私的に必見。これを受け狙い以外で書いていたとしたら[こいつどこまで阿呆やねんっ!]と突っ込まずにはいられない馬鹿さ加減です。
例えば。


問:ベンゼンの化学式を答えなさい。(解:C6H6)


A:ベン+ゼン=ベンゼン
B:B−E−N−Z−E−N


…………どこまで阿呆なんだよこの解答(笑)主人公達の頭の状況に笑えます。