CaptivAte〜裁き〜


『―――』


降り頻る光の粒子
それらは風と共に――


黒と青
境にある紺


叫び腫らす声
悲痛さの中に愛しさ


水に浮く葉はたゆたい
枝の欠片を振り落とす


降り頻る光は
徐々に輝き薄れ


儚くなれども
照らし続ける


想う限り


いつしか辿り着く空
白雲切り裂いて



飛べ