『呟き』


君に近付きたいと
君を知りたいと
逸る想いが強すぎて
時と間合いがもどかしく
どうしようもなくもどかしく


どれだけ時が過ぎたとき
僕は果たして知ったのか?
近付くあまり突き飛ばして
知る度に嫉妬して
求めるつもりで離れていって


一緒に居たいが
いつの間にか
一緒になりたいに変わって
出来もしないことを求めすぎた
違いを憎んでいたんだ


「好き」は
相手を受け入れること
相手を自分にすることじゃない
気付いて僕は
気付いて僕は


心から「好き」と言えるんだ