2008-04-05 ノスタル描き写し 詩 誰もいない学校。 窓から見える教室は、 机が逆さまに並べられていた。 桜の花びら、幾束。 ピアノが聞こえてきそうな学校を、 ピアノの音を聴きながら歩く。 01上に記された、 過去の音を。 桜の花びら、幾束。 春一番はもう吹いた。 春二番ももう吹いた。 今の風は春何番? 桜の花びら、幾幾束。 時には昔話に思いを寄せて、 意味もない歌詞を話してみようか。 家の向こうに見える線路は、 どれ程先に続くのか。 実は大して続かなかったり。 桜の花びら、幾束。 桜の花びら、幾幾束。