2008-04-26 猿の経 音ゲー詩 『民に告ぐ』 民よ! 貴公らは気付いているか! 我々の同胞(はらから)は 取るに足らぬ事からいがみ合い 俗世の虚光の犬と化し 軽薄たる極彩色に身を包み 黒き肉塊に変じている事を! 民よ! 貴公らは覚えているか! 我々の父母の生きし時代は 燃え盛る陽(ひ)に敬意を示し 注ぐ川を労り 信念を曲げぬ限り 互いを憎む事すら無かった事を! 民よ! さぁ思い出すがいい! 我等は如何にあるべきか! 我等は如何にしてあるべきか! 手遅れになる前に! 故に我は民に告ぐのだ!