2008-11-14 『無』 詩 時として湧く殺意は 業深きものの 積み重ねた罪よりも高く 軽薄なる嘘ごと 殺める事を望む 世界は一度滅びるべきだ 闇に覆われることはない 光で満たされることもない 全ては無に還るのみ 笑顔も必要ない 本能のまま荒れ狂えばいい 所詮全ては動物 人など何処にもいない 存在するのは動物だけ 動物すら何処にもない 存在するのは存在だけ 存在すら何処にもない ただ無だけ 無だけ