2010-02-27 CURUS 音ゲー詩 『Star seeker』 暗闇に星一つ また一つ 掴もうと腕を伸ばしては 限りある射程を恨めしく思う どこまで続く星の線 それらは私を取り囲んで 蛍のように煌めいて 何かをぼそぼそ喋っている 足場は無限自在 思うままに縦横無尽 溢れた欠片を避けながら 蒼紺色の海を進む 駆け出してスタッカート 流れに混じる煌めき 頬をかすめて 流れる涙を拐っていく 星の穴が見える日に もう一度 あの星に向けて 手を伸ばす