『風斬り羽』 風斬り羽 夕焼けに照らし透かし 飛べぬ鳥を想い 風をただ待つ 駆けた青空 放つ麦藁 繋いだ手 繋げずの手 離れた指が変化したのは 一本の風斬り羽 地に縛る禁断の契りと引き替えに 僕等はあの夏を終えた 空を想う鳥は 寒さに耐えられず 片羽で保…
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