『ペーパーフラワー』(パーキッツ)
『僕らは、答えなど知らずに
確かに、あの場所にいたんだ』
この曲はミニアルバム『Liquid Melody』の中に入っている曲です。ミニアルバムだと侮るなかれ。僕がパーキッツに本格的に惚れたのは、このアルバムを買ってからです。そして惚れた原因が、この曲を聞いたからです。
『内緒で、君がかけた鍵に
少しも気付かない、振りしていたんだ』
『チェイス!チェイス!チェイス!』とは毛色が違う、静かで優しいストリングスとピアノの伴奏。まるで水彩画を見ているかのような風景を描く歌詞。そしてそれらを優しく包むふじのマナミさんのボーカル。
『そしてそっと、大切な約束をしよう
「一人だけ、遠く消えたりしないで」』
曲自体は、ミニアルバムの中では一番短いですが、個人的な評価では、クオリティは一番高いと思っています。
『泣きたいほど暖かい雨粒に打たれ
君とこのまま、溶けてみよう』
この曲は、まず歌詞を読んで欲しいです。短い中に、切なく悲しく、そして暖かい雰囲気が詰まっています。
『――Like a paper flower』