『僕の飛行機』(宮永やよい)

カゲロウがかっこいい曲ならば、こちらは懐かしく、落ち着いている曲です。
ポプ11で、一番最初にはまったのがこの曲でした。同難易度(33)だったさよならサンクチュアリが二回目クリア出来たのに対し、こっちは結構やったよなぁ………。クリアするまで八回はかかりました。


イントロのピアノが、まるで電車の発車時の音楽のようなメロディを奏で、そこからベース、タンバリン、アコギと、まさに一昔前のフォークを彷彿とさせるような曲構成になっています。ボーカルの声も、土臭いと言うか何と言うか………懐かしさを感じる声になっています。


さて。この曲の特徴は、longになると若干歌詞が変わっていることです。そして、longになると、歌詞の持つ意味が明らかになります。


『風に乗って、舞い上がって、蒼く溶けた
あの紙飛行機は、誰の手に届いたろうか
夢が醒めて、僕が空に還るときも
ずっと、変わらずに僕は、君の中に生きてる』


電車で、遠くを見ながら、在りし日の思い出を想う、そんな風景。