2006-10-07 台風の駅前、金網の下にて 詩 凄まじい量の ビニール傘達 風に負け 折られた敗残者は 見捨てられ 野に打ち捨てられ 晒される死体 胸を渦巻くは 一時の命なれど 役目を果たせし平穏か 生き長らえず その生を終える無念か