2007-02-09 『くろしろ』 詩 周りに合わせるのは 初めから無理だと知っていた 誰にも合わせられない 自分が分かるからなんだ 保つ程の価値もない こころや性格が分かるから何だ 周りが染まる様を 遠巻きながら眺める日々 羨む事でひしひし感じる孤独 だから近付いた 合わせられなくてもいい 相手を知ることが出来るなら だが 近付けば必ず 相手らしさが見えなくなる 知らず向ける視線 唯一俺を乱す あいつがいる 焦がれていたんだ 誰とでもうちとけ 誰にでも染まれる 純粋で 無垢なる白に