『遠くなる街』(coba)


ふと気まぐれで借りた『mania COBA』のCD。その中で一番最初に気に入った曲です。


断言します。曲名が曲をズバリ言い当てています。
どこかフォルクローレ風の符点四分+符点四分+四分のリズムの取り方、ベースの太い響き。聞きながら車窓の風を感じられること請け負いです。
coba氏の演奏も見事。メロディラインの音の出し方は言うに及ばず、中盤の濡れギターとの掛け合い、終盤の転調も見事。
fpからのcresc.を扱うことで曲に奥行きが出来ていて、目を瞑っても風景が浮かんできそうです。


そのうち、この曲を基にした物を何か書くかも。


そこまで激しいわけではないので、最近のポップスに飽きた人は、是非手にとってみては?