溢れ溢れ


常に続く日が
日常と名付けられ
充(た)めた水に加えた
線に沿って流されていく
零の境界重心
プロペラライクに正負互換相関
断絶は仕方ない
断絶は許せない
予めの「マ、了解」
危険だらけの「ク、厄日」
因果応報自業自得
聞き飽きた末の責任転嫁
幸に反する報いは
穴がいくつ必要やら


誰のものでもない日は
常に進み続け
僕以外のものではない心は
少し逆らってみたくなる
そんな反抗心すら
日は常に流し去って
大陸の涯で
宇宙へと投げ捨てていく
そんな時代錯誤が
溢れ溢れ