2007-12-10 懺悔 詩 虚ろにも 唱えたのは 呪咀にも 怒りにもならぬ言葉 ただ 『ごめんなさい』と 誠意の欠片も 感じないのでしょう? 心の欠片も 感じないのでしょう? 呟けど 呟けど 誰も味方はいない 逃げたのは自分 周りに敵しかいない つくったのは自分 自分すら敵でしかない 仕立て上げたのは自分 罪の浄化を願うことすら 浅ましいことなのかもしれない そんな救えない咎人の 懺悔