neu


『the end of day for people without him』


欠けてゆく指先に口づけ
名付けられない色の花びら
星空が回る
円を描いて僕らを呼ぶ
光溢れる星
取り残されたように引く
引きずられる
投げ飛ばされる
一粒の涙が
億もの粒に砕けて
攪拌されて
紺の画用紙に埋め込まれていく
叩きつけられていく


みんなはどこ?
早く来て
この景色を見せたいから