2008-04-22 Yes〜free flower〜 曲詩 『時計盤から飛び降りて』 時計盤の上で 針から降りて 地面に描かれた文字を 足でなぞってみた 遠雷 フィルターが掛かったように 角が取れて 響くのが残響ばかり あちらこちらの空に 浮かぶブラックホール 消えゆくブラックホール 金属が軋む音 紡いだ言葉が風となり 盤上の時を進めていく 目尻から流れる涙の珠が 幾粒の真珠に変わって溢れた 傷ついた翼 癒しの休息 傷舐め 多分 わたしのからだは とまったままだ