『朝焼けのVamp』


影に足を隠して
何処の世界に身を潜めよう
空を束ねる光が
今の自分に眩しすぎるから


何もかもを無くして
外のデコイに身代わり頼む
ほら、茜の光が
今に自分を焼くのだろう


灰に散る前に
Hiになるわけじゃなし
ハイハイと頷いて
廃されサヨナラ?


Why?存在?
括弧書きの確固と同じ
Why?存在?
ただ試されてやがる
投げ入れられた藁に
手を伸ばすかどうか
道は下に敷かれた
未知は下に置かれた