2009-03-01 一日一景 詩 『ぼのぼの』 まだぼくが 白かったあのとき 炊飯器からは 白いゆげが立ち上って 味噌のかおりが 鼻をくすぐって エプロンをつけた 母が台所にいた あたたかな 音楽がきこえて あたたかな 話がおわって あたたかな 声がひびく 多幸な日々に 焦がれを抱く今