Enjoy your life


天から響く
声――

何かに絶望し
何もかもに絶望した
心に――


『ほら、なに床ばかり見てんだ?
憎たらしい黒雲は
もう、切れかけて――』


スポットライトで照らされて
浮かび上がる僕の――


輝く羽が
僕の手に落ち――


その時だけ僕は――


――もう、うつ向かない


――もう、振り返らない


――悲しむ時間があるなら――


――その分、笑ってみよう――