2006-10-28から1日間の記事一覧

所詮は自浄のために打ってるに過ぎないかもしれないけれど。

それでも僕は描いていたいんだ。詩によって。この哀しくて歪んで、だから愛しくも憎たらしいこの――――。 『心の中のクエイク』 全てを捨てて 逃げようと思えるほど 僕は強くないから また何かに しがみついて ほらまた どこかで溜め息 立つ場はないのに 自己…

緑の風

『風が通る鳥居』 鞠つきの音 朱が差す手 素直な笑顔 石畳を走る 子供のはしゃぐ声 揺らぐことなき………風 葉が擦れる音 さらさら さわさわ 鳥の声と 合わせるように 鳥居の周りで みんなで騒げていた あの日々 ………やがて 紅葉に乗っかっていた手は 紅葉を乗っ…

Innocent Walls

『inFilTratIon』 警鐘が鳴り響く どこかでしくじったらしい 排敵トラップの作動まで そうかかりはしないだろう 爆音と破壊音 排敵のための自傷行為 派手にやればやるほど こちらは逆に助かる 光学ステルスを作動 警鐘が一先ず止む モニター上に映る 'missin…