歌唄いは太陽を謡った 輝き恵みを与えるものと 照りつけ災いを為すものと 歌唄いは月を謡った 静厳なる美を持つものと 漠搦たる狂気を抱くものと 歌唄いは星を謡った 幾億の無比の宝石と 幾億の無価値な我楽多と 歌唄いは国を謡った 人を加護する巨大な家と …
誰かが抱く抽象論議 具体の快刀、意味すら為さず 掌に刻む雨色の過去 煤けた穂先を濡らすばかりで 支点を何処に定めるか? 力は何処に加えるか? 意識の前の論争に 結果論すら決まる筈もなく
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