2006-08-09 虚・電飾 詩 陽炎ネオンストリート また通りすぎるテールランプ 行く末予想で時間を潰して 夢見る鉄のアーバンライフ またここに来るフロントライト 轟音だらけの空間にいて 実は誰もがストレンジャー 轟音でかき消された '自分'名義のIDコール 剥がれた熱いコンクリート 全て消え去った闇の中 月明かり照らす橋の上 水音響く蛍河原で 闇色放つ電飾片手幽かに残る温もり感じ 再(ま)た取り戻す自分の在りか