虚飾に失われた命への弔歌


久々に自殺に関して詩が書きたくなった。
そりゃそうだ。
こうもマスコミで自殺が取り上げられていれば耳に残るのも必然だと言うわけで。
しかもこちらも最近鬱って3回/一日のペースで考えちまったもんだから。



『曖昧・透明・ボーダーライン』


加減を知らず
受け止め方も違う
悔いるときはいつも
「気付くのが遅すぎた」


享楽主義者の宴が
この世でどれだけ開かれている?痛みを知らぬ者に
痛むことを禁じた世界


哀れみに光る優越は
刃を光らせ全てを刻む
曖昧さに身を預け
ボーダーラインを勝手に設定


曖昧さの言い訳
透明である理由付け
ボーダーラインは決して
明確には出来ない
してしまったら
また逃げ道が出来てしまうから