2008-03-15 春風待ち 曲詩 『タンポポ』 綿毛を幾束 飛ばしただろう 側を過ぎる草に その体を乗せるように セピア色の夕焼け 微笑んでいいよね? 君には見せられないけど まだ眠ったままだから 知らない顔ばかり 見上げた路傍で 笑うのに飽きたら 心のフィルムを回そうか 名前の知らない土地で 過ぎていく風景を 降りれた友を羨んだ 空での旅の日々を