2008-08-13 ちぎり 詩 「旅立つ時に必要ない物は 残らず捨ててしまえばいい」 そうして君は旅を捨てた その両足を切り捨てて 外した鎖の跡が痛む 仄かに赤くそして薄暗く 痣は僕を見つめてる 闇の中でも見つめてる 千切られた腕 足の代わりに このままずっと離さないと 指の先 押し付けて 二人鎖に繋がれて