2008-08-10 翼持つ隣人に捧げる 詩 雲の狭間を 翼持つ隣人が 咳き込みながら飛ぶ姿 思わず目を伏せた 涙が出た 謝りたかった ごめんなさいごめんなさい 血で汚れが消えるのなら 灰で清められるのなら 胸元から溢れ出すそれを 上昇気流に乗せてばら蒔いて 残った僕の亡骸を そのまま焼いてしまえばいい それで君らが苦しまないなら 僕は望んでこの身を差し出そう 劣等生の回答だけど 僕は望んでこの身を差し出そう