2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

乃ち繚乱

語り継がせよ 空の色 舞いて刻むは 桜色淡々 幸を求むは 人の性 削り描くは 我等のサーガ 叩き付けるも 故を問い 叩き付けては 故を聞く 意味を求むる事なかれ 意味を求むる事なかれ

ガサリズム

┏( ゚∀゚ )┓)┓ ↑このキャラクターを某所ではガサリズムとか呼んでますが。 実は、名付けたの、僕だったり(笑) いや〜まさかあそこまであっさり受け入れられるとはね(笑)

花の唄

『時鳥』 黒い服 立つ煙を遠くまで目で追った 今居る場所だけメモをして 誰も知らぬ間に立ち去った ………あの日から カレンダーを二つ棄てたけど 貰ったナズナの栞は 今でも、いつも使っている ホトトギスは 今年も知らせてくれる あの場所に居るあなたに 白い…

色想バトン

・様々な色に関するイメージを短文にします。 ・変えたい色があったら一つだけ変更して次の人に渡してください。 『赤』 痛々しい張り詰めた叫び。 『橙』 零落、ラグナロク、諦観。 『黄』 廉価な危機、浅薄な感傷。 『緑』 優しさに埋もれ行く消滅。 『青…

昨日の歌詞についての補足

影華さんのブログに何やら書いてあったのでこちらも少し補足をば。 確か去年の今頃、ポップン13では店舗対抗隠し曲解禁キャンペーンで盛り上がってました。その時の隠し曲の一つに、SFポップなるジャンルのものがありまして、これが個人的にツボにはまりまし…

研究作

それぞれの元素を元に書いてみた。どうもうまくいかなかったけど。 『火』 闇に包まれて 人は求め 闇を追い出すため 人は増やし 闇を恐れて 人はまた増やし やがて全てを 覆い尽して それでも人は 求め続ける 『水』 戻ることは出来ないけれど 戻る気もしな…

藍色式追悼詞序章

打ち据えて 心に満ちた 糧となりえぬ嘆きを 刻みこみ 脆き衝動を 削った炭素のナイフで 描く 虚しさで染まった 赫と白の拳で その痛みが どれだけ 己の身を焼き 己の心を凍らせども 憂き身と心は 晴れる事無し 故に打ち据え 幾度も幾度も 故に打ち据え 幾度…

WWⅡを勉強して

寧ろWWⅠから勉強して一言。 イタリア、強国ちゃうやん! 何あの戦争でのナポリクオリティ! 思わず笑ってしまったよ、先生に話を聞いた時は。 WWⅠでは弱くて列強に相手にされず、WWⅡでは弱くて列強に歯が立たず、まさにイタリア軍隊\(^o^)/。

SFアニメ系

影華さんにいただいたものです。掲載許可あり〜。 『幻想の天(そら)』 遠い声に惹かれて 覚束ない足踏み出すその先は暗澹 静寂(しじま)に浮かぶ白に手を伸ばす 空切る隙間から混沌 無力な腕を差し伸べても 引きつる咽喉で叫んでも 光など見えはしなくて 代わ…

SFアニメ系

それっぽいものを目指して作ってみた作品。誰か使ってみませんか? 『スピカ』 Starry 虹色の幻想を手元に Smiley 白みゆく空を駆け抜け 永遠に続く チャチなプライドから来る痛みは 左隣 先の先見つめて 突き抜ける Conflict Zone 「あの空まで、飛び立て!…

日暮らし森で

日暮らし森で 隠れんぼ 誰かはきっと いなくなる いつかはきっと いなくなる 日暮らし森の 隠れんぼ 誰もがきっと いなくなる いつかはきっと いなくなる 子ども達だけの 隠れ家は いつかはきっと 無くなって 隠れ家にいた 子どもたち いつかはきっと いなく…

Dry Martini

『bet』 ブレイクの瞬間から 勝負は決まっていた 1の目の前には9 その奥には楽園への終着駅 Qの5カード 手札では叶う筈もない 「It's your turn」 微笑み彼女は呟く 黒のAとJが俺に向けて にやけた笑みを浮かべる 王様と后は謀反に 為す術もなく破れ 積み…

HEAVEN INSIDE

『変わりゆく世界の中で』 またどうしようもなく 擦れ違う人達 ベクトルの違いが その隙間を押し広げて 『ただ受け入れる』 憎しみの前で無力な建前 それは遺伝子に刻まれ 気付けば螺旋 確信犯だらけの世界へと 誰もが'正しい'世界へと 一時も止まることもな…

のんたいとる

自分の、人を助けたいという感情が、他者への哀れみと自らの優越感から来ていると気付いてから、 自分の善意の所在が分からなくなった。 全て偽善にしか思えなくなった。

CRIES IN THE WILDERNESS

『功夫』 悠久の大地 それは時に人を招き入れ それは時に人を遠ざける 砂塵舞う荒野 過酷なる乾いた地平は 生ける存在に試練を与える 力のみで行けると思うな 心の揃わぬ豪は 必ずや己を滅ぼす 心のみで行けると思うな 知を携えぬ心は 三歩すら容易に歩けぬ …

熱流しの雨

指先の動きが鈍くなる時期 吐く息白く 仄かに冬の香りがする 網ガラス叩く雨 砕ける結晶は 音を立てて地に刺さる いっそこのまま 濡れてしまおうと 窓を押し開けて ただ何もかも 凍てつかせて 流してしまえたら

虐待事件について少し

今回は秋田県警GJ、と言うのは少々不謹慎な気もするか。しかし言いたくなるのがマスメディアバイアスの情報に汚染された一個人としての意見だったり。大衆受けにするとどうしても悪を暴く形式になり易いからね。 初動捜査から慎重に初め、発覚後数日で犯人を…

MAD BLAST

『赫黒』 死神の雄叫びが聞こえるか 幾度となくねじ曲げられ 切り刻まれバラされた 妄執と怨磋が 狂気に従いし神の子は 畜生以下の存在へと堕ち 意味なき罵声の塊を 吐き続け生を止める 苦悩せし間は束 忍び寄る闇は 容易に心を侵し犯し 虜囚の如く 首に鎖を…

infO

告げ口働く 鼠握り潰して 周りのモノに 潰されるだけ 街に虎がいる 三回もいらない 一回だけで 火種はつくから 騙される自覚もなく 責めることは天命ですか? 単純な二元論に終始して 全てそれだけで考えられますか? なすがままのデマゴーグ達は 自らを縛る…

Narcissus At Oasis

個人的にお気に入りの詩。 『バルハラ』 一枚の花びら 靴痕が刻まれ たどたどしく翔ぶ 白い蝶 角ばった黒い花 肩で支える僕 招き入れる前に 力尽き また一つの花を 踏みつけて また一つの花を 踏みにじり 「これで何度目?」 耳を壊していく 破壊の響き 初志…

5.8.8.

『斜陽の森〜again〜』 幾月、幾年を経て 僕は久しぶりに筆をとった 有りはしない でも、側にある あの場所を描くため 森のざわめき 鳥の囁き 川のせせらぎ そして 一人眠る 森の住人 蔭を落とした時 知らず溢れた涙を拭う 手に入らない幻想は いつも優しく…

5.1.1.

『斜陽の森』 森のざわめきが響く 鳥の囁きが渡る 川のせせらぎが絶えない 森の住人は 遠くの明かりを 見つめ 呟く 生きとし生けるもの 全てが囚われ人か、と ――明滅する明かりが 僕を引き戻す いつの間にか 夜になったらしい 筆を置いた僕が 見た空には朧 …

ヤバイ………

最近詩と物語しか載せてない………。そろそろ雑記も増やさなきゃな…………。 音ゲー詩に関してリクエストがありましたら、答えられる範囲でお答えしようと思いますので、是非コメント欄に一言。 小説の感想も、お待ちしております(っつーかこのサイト見てる人いる…

『心中』 別れ告げよと人は乞う 早う別れを告げよかし 誰がための 心と我は 問うものの 聞く耳などはありはせぬ 聞く人などはありはせぬ 心の契りを違えた者は 錆び付いた重き鎖達 現世で 結ばれぬなら 常世にて 永遠の契りを胸にして 宿世を此処で今果たさ…

astral voyage

『猫と気球』 まどろみの中で 浮かぶ熱気球 純白の世界を飛ぶ 猫は顔を出して 身を乗り出して その世界に降り立った 落ちながら上がって 上がりながら落ちて ふわりと降り立った 'ねえ、誰もいないの?' 声は鳥の形になって どこかへ向けて飛び立つ 熱気球の…

Fascination MAXX

前回の詩が個人的にどうも気に入らなかったのでもう一作作った。

DUE TOMORROW

『人外魔郷』 謎の声が響く 断末魔の如く響く 『わきゃきゃきゃきゃ』 辺りから 『くぁwせdrftgyふじこlp』 過剰、過信、怠惰 合わさった先に見える 地獄 それは報い 『何だこの量は!』 呪詛の如く響く 意味無き単語の羅列 『ぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽ』 そ…

『明日へ』

さて、アーティストは誰でしょう?

空言の海〜The sea of self-distrust〜3

――――― 気付けば、'私'は草原が広がる空間に一人、身を置いていた。先ほどまでいたマスの地面を、そのまま立体化して、凹凸をつけて(とは言っても草原である以上はそこまで激しい凹凸ではないが)地平線の彼方まで広げたような、開放的な空間。空も清繚として…

『Liquid Melody』(パーキッツ)

パーキッツを知るに当たって、このミニアルバムは買うべきだと思います。2000円で六曲ですが、その六曲とも質が高く、またアルバム全体のバランスも良いです。