2008-02-08から1日間の記事一覧
『砂と色彩』 左手に砂をかき集めて 太陽光に焼き付けて 形成した硝子を 感情のままに放り投げ 砕く 触れてはいけない煌めきを 血にまみれた利き腕で彩る 黒ずんだ世界で 唯一明らかな白と赤 破けた服 茶色の布切れに変え 一時の影を作るように 青空へと投げ…
時系列の直線上に 僕は今でも立っていた 未来は霧先、見通し悪く 過去は闇色、飲み込むだけで どこに僕は立つのか 足元の目盛は?のままで 背中に張り付く闇 未来から射す筈の光 貫かれた体に潜む 累積カルマ 愛しげに自分を 抱き締めてみる振りをする 愛あ…