Time Tricker


時系列の直線上に
僕は今でも立っていた


未来は霧先、見通し悪く
過去は闇色、飲み込むだけで


どこに僕は立つのか
足元の目盛は?のままで


背中に張り付く闇
未来から射す筈の光
貫かれた体に潜む
累積カルマ


愛しげに自分を
抱き締めてみる振りをする


愛ある存在と
時の狭間で陶酔するために


愛なんて何処にもないのにね
偽りの時を刻むこの場所では