2006-09-16 故、見良津氏に捧げる弔い詩。 詩 雪が来る前に つむじ風に拐われていった 時に華麗なる闘牛士のような 風を描き出した貴方は 今頃は楽聖と吟われる者達と 静かなる時を過ごしているのだろうか 言葉は全て空に還した ただ、御魂が 安らかに空に在る事を 静かに、静かに祈るのみ 貴方の落とした音の種は やがて生ける者の心に 華を咲かせるだろう